研究内容

 熱帯・亜熱帯に位置する沖縄県には,温帯には見られない菌類が多種類生息している。これら菌類と樹木や昆虫などの他の生物間の関係を生理試験、分子生物学的手法を用いて明らかにする。

  1. 外生菌根菌とスダジイ、リュウキュウマツとの共生関係:本地域における菌根菌の群集構造の特徴を解析する。
  2. 菌類とシロアリとの共生関係:タイワンシロアリの菌園をきのこ栽培培地と想定した場合のオオシロアリタケ子実体発生機構を解明する。
  3. 琉球諸島のバイオマス有効利用:沖縄県に産するきのこを材料とし、きのこの種類,前処理方法,媒染剤の種類などによる染色材料に対する発色の差異を明らかにする。
  4. 沖縄県におけるきのこリスト作成:日本列島では比較的調査の遅れている本地域におけるきのこ相を明らかにする。
  • シイ林のイグチ類(左)とマツ林のチチアワタケ(右)
    シイ林のイグチ類(左)とマツ林のチチアワタケ(右)
  • オオシロアリタケ
    オオシロアリタケ
  • 布を黄色に染めるヒイロタケ
    布を黄色に染めるヒイロタケ
  • 野外調査後のきのこ標本整理(同定,写真撮影,DNA採取,乾燥)
    野外調査後のきのこ標本整理(同定,写真撮影,DNA採取,乾燥)

メンバー

役職 氏名
教授 寺嶋 芳江
教授 (併任) 佐野 文子

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