研究内容

 サンゴ礁生物機能学分野では、サンゴを始めとしてサンゴ礁に生息する魚類や無脊椎動物を対象とし、これらの生物の持つ特徴を、形態学的、生理・生化学的、および分子生物学的な観点から研究を進めている。

主な研究課題は以下の通りである。
  1. サンゴの病気の解明

     近年、世界中でサンゴの病気が多発し、国内のサンゴ礁でも増加している。病気の記載を行うと同時に、その特徴、サンゴへの影響、治癒法を調査研究している。

  2. サンゴに寄生・共生する生物とサンゴとの相互作用

     細菌類、藻類、無脊椎動物から脊椎動物まで、サンゴと様々な生物との間で相互作用がある。その成立機構やサンゴへの影響について解明を進めている。

  3. 海産無脊椎動物の配偶子認識機構の解明

     同調して産卵するミドリイシ属サンゴはどのようにして同種から放出された配偶子同士で受精するのか。そのメカニズムの解明と成立の歴史に関する研究を進めている。

  4. カワスズメ科魚類の配偶行動と精子の進化

     アフリカ東部に位置するタンガニイカ湖に生息するカワスズメ科魚類は多様な生殖行動を示す。この生殖行動と精子の運動性や受精に寄与するタンパク質の関係を調べている。

  • ブラウンバンド病。サンゴの褐虫藻を食べた繊毛虫の集まり。
    ブラウンバンド病。サンゴの褐虫藻を食べた繊毛虫の集まり。
  • 健全なサンゴ礁。
    健全なサンゴ礁。
  • ミドリイシ属サンゴ。6月の満月付近に産卵するサンゴ。沖縄沿岸海域では、サンゴ礁を主だって形成する。
    ミドリイシ属サンゴ。6月の満月付近に産卵するサンゴ。沖縄沿岸海域では、サンゴ礁を主だって形成する。
  • ナマコ類。多くの種が生息しており、精子の運動制御基盤等を研究している。
    ナマコ類。多くの種が生息しており、精子の運動制御基盤等を研究している。

メンバー

役職 氏名
教授 山城 秀之
准教授 守田 昌哉
教授 (併任) 竹村 明洋

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